今回は、これからフリーランスになる方向けに、【後悔しないために準備しておく大切なこと】について解説します
・会社を辞める前にしておくこと
・フリーランスになるために必要な準備
・会社退職後にするべきこと
コロナが始まり、働き方が大きく変化したこの1〜2年。
会社員として会社に出社して働くのが当たり前だった世の中から変わろうとしてきています。
「会社に務める」という働き方ではなく、「自分のスキルを使って自分で仕事を得る」という働き方をする人たちも増えて来ていますよね。
私自身も企業で会社員として働いていた後にフリーランスに転身しました。
フリーランスになることで、自分で自分の時間をスケジューリングしすることができ、自由な生き方ができるようになりました。
しかし、フリーランスになった後に初めて「会社員じゃないとできなかったこと」がある事に気づきました…
あのとき、ああしておけばよかった…ではもう遅いのです!
会社員の間にしておくこと
会社をやめてフリーランスとして働いてみて、1番痛感したことは【社会的信用のなさ】です。
今まで、会社づとめをしているときには分かりませんでした。
当たり前ですが、会社員として働いている時は毎月決まった給与がもらえます。
しかし、フリーランスになった瞬間毎月の収入が保証されない働き方になります。
そうなると、社会的信用度は下がるため、「審査」が必要な物はなかなか通らなくなってしまいます。
クレジットカードの作成
フリーランスとして働き出すと、経費としての支払が多くなります。
その際に、現金から支払ったり、プライベート用のカードで支払ったりしていると、確定申告のときにまとめるのがとても大変に…
なのでビジネス用のカードを1枚作っておき、「基本はこのカードで支払いをする」と決めておくのがおすすめです。
しかし、フリーランスになってからだとクレジットカードカードの審査が通らないことが多いです。
そのため、会社員の間にクレジットカードを1枚作成しておくようにしましょう。
私は会社退職後にカードの作成を行ったので、新しいカードの審査には落ちてしまいました(T_T)
けど、今まで楽天カードを持っていたので、「2枚目のカードを作成する」ということで、なんとかのりこえました!笑
引越し(賃貸物件の契約)をしておく
これは、無理に引越しをすることを促しているわけではありません。
もしも、近いうちに引越しを考えている、引越しをしないといけない事情があるのであればできれば会社員のうちに引越しておけば安心。ということです。
引越しをする際には、管理会社による入居審査が行われます。
会社員の場合は、審査の際に会社の情報や「源泉徴収票」を出しますよね。
フリーランスの場合は、「確定申告書類」を提出することになります。
でも、フリーランス1年目の場合は、確定申告書類なんか無いよね
そうなんです!
フリーランス1年目は、過去の収入を証明できるものがないため、特に賃貸物件を借りることは難しいんです。
そのため、退職した後1年以内で引越しを考えている場合は、会社員の間に賃貸物件を探しておいたほうが良いかもしれません。
もちろん、フリーランスになったら引越しができないというわけでは無いので安心してくださいね。
フリーランス2年目の私が経験した引っ越し体験
私もフリーランス2年目で引越しを行いました。
それも関東から関西へという長距離の引越しでした。
平日は委託先からのお仕事が会ったので土日に関西に行き、家探し。
自分の条件にあう物件があったので、その物件で審査を行ってもらうことにしました。
このとき、フリーランス2年目だったので確定申告書類はもちろんあります。
その時の収入面も会社員時代より多い金額が記載されていました。
しかし、その物件の審査はNG。。。
仕方ないので、改めて物件を探して違う物件で審査を出すことにしました。
その物件でも、1社目の管理会社では審査は通らず、2社目の管理会社で審査を通してもらえる事ができました。
会社員時代には引越しなんて簡単にできていたのに、フリーランスになるとこんなに世の中は厳しさを痛感しました。
不動産の購入
これも今までにお話した「クレジットカードの作成」や「賃貸物件の契約」と同じように社会的信用が低くなるため、住宅ローンの審査も通りにくくなります。
もしも、不動産の購入を検討されているのであれば、会社員の間に住宅ローンの審査を行っておいたほうが良いかもしれません。
不動産の購入は、大きな買い物になるためしっかり調べて学んだ上で購入するようにしてくださいね。
有給休暇を取得する
これは、これまでの点とは少し違った視点のお話になります。
これまで働いた分の有給が残っているのであれば有給休暇を消化しておきましょう。
フリーランスとして独立する前には、様々な準備が必要です。
また、有給休暇中にこれから働いていくためのスキルを磨くのも良いと思います。
もちろん、今現在働いている仕事を投げ出して有給休暇を取得するのはよく無いと思いますが、自分のすべき仕事をしっかり終わらせた上での休暇であれば問題ないはずです。
仕事の引き継ぎや会社と相談しながら取れる休暇はしっかり取っておきましょう。
フリーランスとして働くために必要な準備
ここではフリーランスとして働く際に必要な準備を解説します。
働き出してからじゃないとできないこともありますが、ここで紹介するのはフリーランスを始める前に準備しておけるものばかりです。
時間があるときに準備をしておくのがおすすめです。
仕事用のクレジットカードを作成する
先程の「会社員の間にしておくこと」でも少し説明しましたが、「クレジットカード」は1枚準備しておきましょう。
フリーランスとして働くと、普段の仕事用の物を買い物をするだけでなく様々ざなツールに登録することがあります。
ツールによっては月額制のものも多く、クレジットカードが必要になることが多くあります。
私の場合であれば、以下のサービスに登録しています。
・レンタルサーバー
・会計ソフト
・画像編集ツール
・イラストや写真素材のサイト
などなど
プライベート用のクレジットカードで支払うことも可能ですが、可能であれば仕事用のカードを準備するようにしましょう。
さっきほども書きましたが、カードづくりは「会社で雇われている間」に行っておきましょう!
仕事用の銀行口座を開設する
フリーランスで働き出すと、業務委託料などの売上を頂いたり、銀行振込で支払いを行ったりするようになります。
その際の売上の入金や支払をプライベートの銀行口座で行うと、管理がとても大変です。
さきほどのクレジットカードと一緒ですね。
フリーランスになると、自分で確定申告を行わないといけなくなります。
その際、銀行口座の入出金を確認したくても、仕事とプライベートの取引がゴッチャゴチャだったらとても大変です。
できるだけ簡潔に自己管理するためにも銀行口座はプライベートのものから分けて準備しておきましょう。
銀行口座は、急な振り込みや確認にも対応出来る「ネットバンキング」がおすすめです。
クラウドソーシングに登録する
フリーランスとして仕事を得るために「クラウドソーシング」に登録しておきましょう。
私も最初の仕事は「ココナラ」でのyoutubeのサムネイルづくりでした。
クラウドソーシングにも様々な種類がありますが、おすすめは以下の3つです。
・ランサーズ
・ココナラ
登録しても最初から注文が来ることは少ないと思いますが、自分からアプローチすることで仕事を得ることが可能です。
実際に稼働するのは会社退職後かもしれませんが、アカウントの登録やプロフィール文などはあらかじめ準備しておけば、スムーズに仕事が開始できます。
プロフィールの文章やアイコンなどは、準備するのに意外と時間がかかるのでスキマ時間を使って準備しておくと良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私の実体験を通して「会社を退職する前にやってたほうがよかったこと」をご紹介しました。
細かい準備を挙げだすともっとでてきますが、ここで紹介したことは自分が会社を退職する前に知りたかった情報です。
もちろん、様々な経験や失敗からたくさんのことを学べましたができれば回り道をせずに独立したいですよね。
これからフリーランスとして独立する方にとって、この情報が有益となれば幸いです。
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